定年後の心の支えとなり、人生の原動力となる学生時代の仲間の存在

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「最近、ふとした瞬間にしばらく会っていない学生時代の仲間のことを思い出すことがある」

定年を迎えたら、このように突然昔のことを思い出した経験がある人も多いのではないでしょうか。昔のことを思い出すと、懐かしさを感じたり、少しセンチメンタルな気持ちになったりします。

「脳内学」では、懐かしい感情は、ドーパミンという脳内ホルモンを分泌させ、心地よさや幸福感をもたらすようです。

定年後、多くの人は新しい生活のリズムに戸惑うことがあります。そんなとき、学生時代の仲間との関係は、セカンドライフを豊かにする大切なファクターとなります。

仲間の存在

学生時代の仲間は、人生の大切な時期を共に過ごした特別な存在です。彼らとの思い出は、時を経ても色あせることがありません。仲間との絆を大切にすることは、心の支えとなり、人生の原動力となります。

  • 共通の思い出:過去の経験を共有することで、深い絆が生まれます。
  • 感情のサポート:嬉しい時も、悲しい時も、理解し合える仲間の存在は心強いものです。
  • 励まし合う関係:新しい挑戦をする際に、仲間からの励ましは大きな力になります。

会うことに躊躇

学生時代の仲間たちと久しぶりに会うことで、昔の自分を思い出し、新しい刺激を受けることができます。互いに顔を合わせることで、昔話に花を咲かせ、今の自分を見つめ直す良い機会となるでしょう。

しかし、久しぶりに会うことには、少し戸惑いもあり、勇気が必要かもしれません。

「久しぶりに会って、話すことあるかな」

「気まずい雰囲気にならないかな」

「昔と変わっていたらどうしよう」

こんな心配が先立ち、学生時代の仲間に会うことを躊躇してしまうかもしれません。

勇気を出して会ってみる

私もそうでした。

しかし、そんな心配はすぐに吹き飛びました。

私の場合、仲間たちとは学生時代に一緒にラグビーで汗を流した関係です。

学生時代はみんな互いに自己主張が強く、意見の相違で喧嘩となることもあり、けっして仲がいいだけの関係ではありませんでした。

しかし、いざ会ってみると昔と変わらない心地よい空間のなか、くだらないバカ話で笑い転げている自分がいました。

懐かしさは過去の楽しさ、喜び、満足、幸福などのポジティブな感情だと言われています。また、ネガティブな気分を緩和させるために懐かしさが用いられたり、懐かしさを感じることで自己肯定感を維持・向上させ、さらには自分と他者や社会とのつながりをより強く意識できるようになる役割もあるようです。

「久しぶりに連絡をとって会ってみるか」

その一歩を踏み出すことで、きっと想像以上の喜びと感動が得られるはずです。仲間との再会は、新たな人生の一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。

まとめ

学生時代の仲間の存在は、定年後の生活を豊かにするための大切なものです。彼らと再会し、共に過ごす時間は、人生の第二幕をより充実したものにしてくれるでしょう。

けっして頻繁に会う必要はありません。年1回互いに元気でいることが確認できれば十分です。心のなかに「あいつらがいる」と思っていられることが生きていくうえでの頑張る原動力になります。

勇気を持って、仲間との絆を再び紡いでみてください。

きっと、いい人生だと思える瞬間には彼らの存在があるはずです。

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