もっと自由で気ままに自分らしく― 実は意外と楽しいセカンドライフ

暮らし

「定年後の生活はちゃんとやっていけるのだろうか」

このような不安を持つ人は少なくありません。

一般的に「定年後は辛い」と言われます。収入は減り、やることもなく、居場所もなく、健康も衰えるなど、そんなネガティブイメージが長く常識とされてきました。

定年後は楽しい

しかし、実際の定年後の生活は、そうした悲観的なイメージとはかなり異なります。「定年後は辛い」という考え方は、主に団塊以前の世代の価値観に基づくものです。

未来ビジョン研究所が行った2023年の調査によると、リタイア後の生活について「意外と楽しい」「気楽に過ごせる」「会社に縛られず気が楽」と感じている人は、60代で約7割、70代では約8割にのぼることがわかりました。

実際には多くの人が定年後を「気楽で楽しい」と感じているようです。

ライフスタイルの変換

まず、毎日会社に行かなくてよくなることが大きいでしょう。朝の満員電車や終わりの見えない作業から解放されることで、心身ともに軽くなります。リモートワークを経験した人なら、その自由さを実感しているはずです。

経済面でも、年金が定期的に入る安心感があります。子どもが独立し、住宅ローンも終わっていれば、生活は意外と安定します。現役時代のように教育費や食費に追われることもなく、身の丈に合った暮らしを楽しむ余裕が生まれます。

自分のペースで過ごす

また、「やることがなくて退屈」というのも誤解です。時間ができると、趣味や習い事、友人との交流などやりたいことが見つかり、現役時代よりも忙しいという人も少なくありません。すべてが自分の時間になることで、日々の充実感が増していくようです。

「名刺がないと生きていけない」と言われることもありますが、定年後は肩書きから解放され、人間関係がより自然になります。同窓会では名刺交換もなく、昔話や近況を語り合う場へと変わります。名刺がなくても、人生は十分に豊かです。

健康面でも、ひと昔前の高齢者とは違います。腰痛や肩こりを抱えながらも、整体に行ったり、ジムに通って体を動かし、元気に過ごす人が増えています。シニア世代はむしろ健康寿命を意識して「自分は寝たきりにならないように」と積極的に健康づくりに励んでいます。

そして、現役時代との最大の違いは「毎日頑張らなくてもいい」ことです。誰に評価されるわけでもなく、自分のペースで過ごせる。配偶者や友人と穏やかに過ごす時間こそ、心のゆとりをもたらします。

人とのコミュニケーションが大切

定年後の生活を支える柱は「健康」と「経済」ですが、もう一つ大切なのが「コミュニケーション」です。

気の合う仲間や夫婦の会話、友人との助け合いが、孤独を防ぎ、心を豊かにします。無理に大勢と付き合う必要はなく、1〜2人の親しい友人がいれば十分です。お互いに困りごとを話し合い、笑い合う時間が何よりの支えになります。

まとめ

定年後は「辛い」ものではなく、「自由で気楽、そして意外と楽しい」時間が待っています。

健康・経済・仲間とのつながりという三つの柱があれば、リタイア後の人生は豊かで穏やかに輝くものになります。セカンドライフを充実させる鍵は、暇ではなく“自由な時間”をどう活かすかです。

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