定年後、第二の人生ではどんな暮らしをしたいですか?

暮らし

シニアの現在の楽しみ1位は旅行

「老後どんな暮らしがしたいですか」と質問されたらあなたは何と答えますか?

ソニー生命が全国のシニア(50歳~79歳)の男女1000名に行ったシニアの生活意識調査2024によると、シニアが現在楽しみにしていることの1位は「旅行」のようです。総務省統計局家計調査年表(家計収支編)によると、2人以上世帯で世帯主が60歳代の家庭の1世帯当たりのパック旅行費の年間支出金額(2023年)は約3万5658円となっており増加傾向にあるようです。コロナ禍後の旅行頻度の増加や飲食店・ホテル・観光施設における料金の値上げなども影響しているみたいです。

70歳以上になってもほぼ同額を支出していることから、多くのシニアの方が「旅行」をして上手に生活を楽しんでいるようです。

シニアの夫婦観

老後の旅行というと、1980年代後半から1990年代にブームになった夫婦フルムーン旅行など夫婦仲良くのんびりするイメージですが、老後の夫婦観は男女で大きく違うようです。

ソニー生命の生活意識調査によりますと、「老後も配偶者と一緒に暮らしたい」「生まれ変わっても今の配偶者と結婚したい」との質問に対しては、前者については、「そう思う」との回答が男性の約9割に達したのに対し、女性は約8割にとどまり、後者については男性の約7割に対し、女性は約5割だったようです。女性の方が「全く別の生き方」の可能性を探る傾向にあるようです。

厚生労働省が2022年度に発表した「離婚に関する統計」では結婚した3組のうち1組は離婚する状況で熟年離婚も増加傾向にあるとのことでした。特に男性はこの報道に不安を感じたと思いますが、意識調査を見る限りでは、そこまでは心配することはないのかも知れません。

やりたいことは健康のうちに

齢を重ねてくると残念なことに、やりたくてもできなくなってくることがあります。自分では若いつもりでも加齢によって確実に体力と気力は衰えます。

多くの人にとって、旅行に行くことができない理由は、若いときは「時間」だったものが、年をとってからは「健康」に変わるようです。人生の幸福を感じるのは「人生の思い出」です。

健康に不安がなく、様々な体験ができるうちに、たくさんの思い出をつくりたいものです。

年をとり、経験する機会を失ってから「やっておけばよかった」と後悔しないようにしたいものです。

夫婦円満であること

夫婦で仲が良いと、どんなに苦しいことがあっても困難を乗り切ることができます。

老後は会社人生が終わり、夫婦二人で過ごす時間が長くなりますので、夫婦で向き合う時間を大切にしないといけません。とくに仕事中心で家庭を顧みなかった人は注意が必要です。夫婦仲良く人生をともにすることができて、はじめて幸せな人生と言えると思います。

会話のあまりない夫婦が定年後に一緒に行うのといいのが散歩だそうです。のんびり歩いてコミュニケーションをとることでお互いの信頼感を高めるようです。

老後は夫婦仲良く過ごすことを一番に考えてみてはいかがでしょうか。

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