「これからの人生は、自分のために生きたい。」
そう思いながらも、「今さら新しいことを始めても遅いのではないか」「周りにどう思われるだろう」と、一歩を踏み出せずにいる人は少なくありません。
私自身も長い間、仕事や家庭、そして周囲の期待に応えることを優先して生きてきました。それは決して間違いではありませんでしたが、人生の節目を迎えた今、「本当に自分が望む生き方とは何だろう」と考えるようになりました。
他人の評価ではなく、自分の価値観を大切にすること。すべての人に好かれようとしないこと。そして、自分らしい人生を選ぶ勇気を持つこと。
この投稿では、アドラー心理学から学んだ「自分軸で生きる勇気」が、なぜ第二の人生を豊かにしてくれるのか、私自身の気づきも交えながらお伝えしたいと思います。
人生100年時代と言われる今、50代・60代は、定年退職や子育ての卒業など、人生の大きな節目を迎える時期です。
これまで仕事や家庭を中心に歩んできた生活が大きく変わる一方で、「これから何を生きがいにすればいいのか」「健康やお金は大丈夫だろうか」と、第二の人生に不安を感じる人も少なくありません。
私も50代になった頃から、「これからの人生をどう生きていこうか」と考えるようになりました。
そのとき出会い、人生のヒントになったのが、アドラー心理学の「自分軸で生きる勇気」でした。
他人の期待に応える人生から
私たちは子どもの頃から、
「人に迷惑をかけてはいけない」
「期待に応えなければならない」
「周りと同じであることが大切」
と教えられて育ってきました。
もちろん、それらは社会で生きていく上で大切なことです。
しかし、いつの間にか「自分が本当に望んでいること」よりも、「人からどう見られるか」を優先してしまうことがあります。
気づけば、自分の人生なのに、他人の評価を軸に生きている。
そんな経験はないでしょうか。
アドラー心理学が教える「課題の分離」
アドラー心理学には「課題の分離」という考え方があります。
簡単に言えば、
「自分がコントロールできることと、できないことを分けて考える」
つまり、「自分の課題」と「他人の課題」をきっちり分ける。
ということです。
自分ができるのは、誠実に行動すること。
しかし、その結果をどう評価するかは相手の課題です。
すべての人に好かれる必要はありません。
誰かの期待通りに生きる必要もありません。
この考え方を知ったとき、肩の力がすっと抜けたような気持ちになりました。
第二の人生だからこそ、自分軸で
若い頃は仕事や家庭を守ることが優先でした。
責任を果たすことに精一杯で、自分の夢や挑戦を後回しにしてきた人も多いでしょう。
だからこそ、第二の人生は、
「自分は何をしたいのか」
「どんな毎日を送りたいのか」
を大切にしてもいいのではないでしょうか。
新しい趣味を始める。
旅に出る。
学び直しをする。
地域活動に参加する。
ブログを書く。
どれも「自分がやりたいからやる」という、自分軸の選択です。
勇気とは、特別なことではない
アドラー心理学では、「勇気」は才能ではなく、一歩踏み出す行動だと考えます。
完璧でなくてもいい。
失敗してもいい。
誰かに認められなくても、自分が納得できる生き方を選ぶ。
その小さな積み重ねが、自分らしい人生をつくっていきます。
おわりに
第二の人生は、「残りの人生」ではありません。
これから自分らしく生きるための、新しいスタートです。
他人の評価ではなく、自分の価値観を大切にする。
「嫌われるかもしれない」という不安より、「自分らしく生きたい」という気持ちを選ぶ。
それは、「自分軸で生きる勇気」を持つことです。
今日という一日は、これからの人生で一番若い日です。
だからこそ、「いつか」ではなく「今日」から、小さな一歩を踏み出すことが大切です。
そして、その一歩が、自分らしく豊かな人生につながっていくはずです。
